2020年 四国お遍路ツーリング 前編

2020年8月29日~2020年9月5日・7日間  


  一日中走ってきて疲れているのですが、夜中に地震?と思うくらいの揺れがあったり
  バンバンという音はするし、全くぐっすりと寝られない、そもそも寒すぎる、ブランケット
  だけでは駄目だよ、ジャケットを羽織って寝る努力をする。

  バンバン  ガシャガシャ  
  4時位から煩くなり、6時位には「ワザとやってる?」と思うくらいバンバン ガシャガシャ  うるさい!
  
  

 3日目 2020年8月31日

  
  快活クラブの無料の朝食はフリースペースの前、朝になると現れる。

    
  食パンはケースの中から食べられるだけ、ポテトも。

  

  06:50から荷物をまとめ、07:00に朝食の為にフリーブースへ。
  トースターで焼くこと3分、この3分が長い。一人だったの良いけど知らん人が居たら耐えられない。
  食パンはパサパサしてる、ポテトはバキバキしてる、無料だから贅沢は言いません、ぱさぱさばきばき。

  ~ 和歌山港

  

  昨日の雷雨から快晴スタート、店舗出入口から駐輪場まで屋根下なのが嬉しい。通勤の車が沢山です。

  07:40 チェックアウト  12時間パック  2670円
  08:00~ 和歌山市・快活クラブ 紀の川大橋店 スタート  41,801.2km

  
  快活クラブを出てすぐに左折、工場地帯を走っていく

    
  工場地帯を抜けると大きな橋を越える、海と川の境だね

    
  橋の途中に料金所!Σ(゚∀゚ノ)ノ と思ったら、今は使われていないみたいで良かった、レミコンって久しぶりに聞いた

  

  08:13~ 和歌山港  南海フェリーに到着  チケット購入  4100円  ~08:15


    バイクと運転手のチケットで4100円

    

  和歌山港から徳島港までのチケットを購入、バイクは1900円で私のバイクは650ccなので少し安い、750ccで区切られている。
  運転手は2200円、人の方が高いんだね?  背は低くても大人扱い(笑)


  南海フェリー  和歌山港~徳島港

    

  08:17~ 南海フェリーに乗船!!  ~08:23

  受付前の信号を突っ切ってフェリー乗り場、この受付~乗船ってワクワクするよねぇ。

    
  フェリーにも太陽光発電システムが搭載されるとはびっくりでしたが時代の流れでしょうね、停泊中の船が軍用艦かと一瞬思った。

    

  港内を出た、さらば日本よ!  オレは異国へ行ってくるぜ!

    

  長い船ですね、何を運んでいるのか?  船中央部に石炭とかかな?と想像してた。

    

  とても天気が良い、こんなに良いのにデッキには自分のみ、北海道や沖縄行きフェリーと違い右側にはずっと
  陸地が見えているのも不思議な感じだ。  
  大阪、兵庫の街の中は走りたくない、淡路島を経由するルートは高速自動車道の料金、燃料、タイヤ、精神的なものを
  加味しても、南海フェリーの4100円は大変安いと思う、体も心も休まる。


      
  おっさんだからお腹が出てきている、これは自分への戒め!痩せなくちゃ。
  海の安全を守っている?小型の船が突進中!

    
  進行方向右側に、同じく南海フェリー徳島発・和歌山行きフェリーとスライド。

    
  あの山はもしや「眉山?」  手前には棒と丸が2つ(笑)    新しく高架橋を造っている、次に来るときにはここをくぐるのだろう。

   

  10:37 接岸 ほとんど外にて過ごした。

  フェリー上でスマホとデジカメのバッテリーが切れてしまった、スマホはGPSロガーでバッテリーを消耗
  デジカメは写真撮りまくってたからなぁ。

  

  四国・徳島港へ上陸、いよいよ走り出します、でもまだ無計画(笑)

    

  港内の端っこで旅支度、バイクから電源取って充電したり、ナビセットしたり「阿波野まい」ちゃんの写真撮ったりと忙しい。


  徳島に来たら行ってみたかった阿波おどり会館

  11:15 阿波おどり会館 到着

  大人の入館料800円だけど、JAFカード提示で640円になりました。   入館料 640円 

    

  一度来てみたかったんだよね、ここでは阿波踊りが見られるらしい、会館の近くには休憩所、よく見ると笠の形をしている。


    

  公園開始は11時からだったので後半30分しか見られないけど、楽しみにしていたので途中入場させて頂いた。
  阿波おどりには「おとこ踊り」と「おんな踊り」があることをしった、おとこ踊りは粋でかっこよく、おんな踊りはとても優雅だ。
  女性の美しさ100%でこれは惚れてしまうと思う。


    ちょっとあたまが大きくないですか?(^_^;)


    

    

  こちらはモザイクアート小さい写真の集まりなんだけど・・・ こういうのって小さな写真で大きな絵を作るんじゃ?
  上に絵を書いたらなんでもよくなっちゃう。


    

    

  モザイクアートより、やっぱりこういうのが好き!
  萌え系自販機もっと、ふえろぉ~!

  暑いので飲み物購入、一本目が不味すぎて廃棄、二本目は普通の飲料、萌えてなかった。  200円


  天神社さまへお参り

    

    

  阿波おどり会館の隣には天神社さまがお祀りになられていました、旅の成功とご挨拶をしなくちゃ。
  他、稲荷社、姫宮さまも祀られていたので、交通安全、商売繁盛(旅中は商売は不繁盛で)、
  そしてカワイコちゃんに出会えるように。

  ~12:25  お賽銭 300円


  眉山より徳島市を

  12:40~  眉山駐車場へ

    

  道は狭くてブラインドコーナー、平日なので駐車場はガラガラ。


    

  大と海を同時に、徳島市を眼下に水平線まで見えます、山梨県民は海を見ると興奮する。


    

  電波塔がカッコよくて、普段は邪魔に思えるけど、眉山の電波塔は画になる。


  

  スマホで撮ったパノラマ写真


    

  眉山にもありました、「Fate/stay night」は知らないけどなっ。



  眉山見学  ~13:05  暑すぎてプロテクターは着ていられず、これが今後の”お荷物”になってしまうのだ・・・


  徳島ラーメン  巽屋(たつみや)さんで食す

  13:24~  巽屋さん到着

  

  2年前に来たことがあると伝えると若い店長さんは覚えていてくれた。

    

  見た目はしょっぱそうで、こってりしているようにだけど、凄く食べやすい。
  どんぶりギリギリ、大きなチャーシューが食欲をそそるぜ!
  チャーシューはトロケて美味しい。
  
  

  これで(並)だ、多くないか?  店員さんに聞いたけど(並)で間違いない。
  お腹を減らして来たけれど、かろうじて食べ切れました、もう食べられません。
  帰りにもう一杯食べたいし、また四国に来たら食べたい。

  肉玉入りラーメン(並) + ライス(小)  950円


  お遍路再開

   徳島市でフェリー、ネットカフェ、眉山などウロウロしってる♪の地図。

  徳島市から小松原市を国道55号線、そのまま55号線を利用すると海岸側を遠回りなので
  県道24号線で内陸側を通過して、再び国道55号線で23番札所・薬王寺に向かった。


    
  左:新町川かな? 遠くに高架橋を建設中だ、あれがフェリーで見た建設中の橋桁なのかも?  右:「豚太郎」って(笑)

    
  左:お腹いっぱいで眠くなっています  右:日和佐道走行

    
  左:日和佐道路入り口  右:日和佐道路

    
  左:うみがめ橋 うみがめ!?  右:自撮り トンネル内は涼しい

  16年の時を経てのお遍路再開に何があったのか

  過去に2回バイクでのお遍路をした、すでに16年ほど時が経ってしまっている、今回は続きからの再スタート。
  徳島県内の22番札所までと、高知県の足摺岬のあたりは打ち終わっている。

  何故か22番札所までは参拝している、しかし23番札所から足摺岬の手前37番・岩本寺までは抜けている、なぜだ?

  細かいことになるが(備忘録として)、前回までに室戸岬の24番札所・最御崎寺は時間オーバー(午後5時で受付終り)に
  なってしまったが、室戸岬の観光をしてその後は剣山スーパー林道を走り、高知の友達に会ったりして
  お遍路は終了してしまったと記憶を引き出してみた。

  その間、16年の空白は転職し、さらに自営業になった、心に余裕がなかったんだよね。

  今回の四国お遍路旅は「基本的にお遍路を完成させる事が一番の目的」と考えている。
  お遍路=母の供養を完成・満願させたいのだ。


  23番札所・薬王寺

  15:23~  23番札所・薬王寺  到着

    
  左:薬王寺の入り口  右:萌えキャラ、こんな所にも萌キャラか! まなちゃんの内股に萌え

    
  左:お遍路再開一発目から階段かよ! ぜぇぜぇぜぇ~  右:階段にはお金が落ちてる、お金落ちてる国って凄いよな。

    
  左:薬王寺のご本尊  右:中は・・・

  ~16:00  薬王寺 参拝完了  お賽銭・御朱印  420円
  
  千羽第一展望台

  16:15~  千羽第一展望台  到着 ここじゃない!

    
  
    

    

  

  2020年度版のツーリングマップル中国・四国の表紙の場所を探して回った、千羽海崖ということは分かったが
  手探りで向かった、ここ千羽第一展望台には野良猫が沢山居た。

  一見すると野良猫が住み着いているだけのようだが、観察すると餌が大量に置いてある、カリカリがいっぱいだ。
  猫好きが無責任に餌をやっているようにも思えるが、猫たちの耳を見ると、なんと「さくら猫」であった。
  避妊手術をしてから、ここに戻されているようだ、だからなのか猫臭くない、うんちも見当たらない。
  人間たちを恐れていないようで、ある一定の距離までなら近寄れた。

  一代だけの命、精一杯に生きてる猫が居た。

  ~16:24

  千羽海崖

  16:30~  千羽海崖  到着

  国道からかなり下って海抜0m、千羽海崖、ツーリングマップルの撮影地に到着した。

  

  せっかくなのでツーリングマップル風に撮影してみよう、表紙の感じでは手前右の岩と奥の岩が近くに
  見えるが実際にはかなりの距離がある、手持ちの望遠カメラでは同じような「望遠レンズの圧縮効果」は
  出せないし一人では撮れないので、なんとなくで撮って遊んだ。


    ツーリングマップルに似せて撮った

    2020年度版ツーリングマップル中国・四国の表紙(本物)

    本物を参考にリスペクトして作ってみた

  本物は午前中の撮影、私は夕方の撮影なので影の向きや並の表情も違っています。

  ~17:05  千羽海崖  さて今夜はどこに泊まろうか?  進むか?戻るか?・・・  戻る!


  恵比寿浜キャンプ村  コロナで閉鎖中 (´Д⊂グスン

  ~17:20  恵比須浜キャンプ村  到着
  
    恵比須浜

  薬王寺や千羽海崖からも近い海岸沿いに見付けた恵比須浜キャンプ村でしたが、なんとコロナで閉鎖中だった! Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

    

  到着時、随分閑散としているなぁと思ったら、「キャンプを禁止」となっていた、「コロラウイルス」って(笑)


    トイレと水道は使えた

  閉鎖中で誰も居ないならコロナに感染する事はないからキャンプ出来るじゃん、やっちゃおう!
  とも思ったけど、私が一人マナーを犯して今後ずっと閉鎖されるのは避けたい、ので諦めた(´・ω・`)

  ではどうしよう?とトイレを済ませながら、水道からの水はお湯になっている♪と思いながら考えた。
  そして時間的に遠くには行けないので「あそこか」と。

  ~17:57  恵比須浜キャンプ村  次回は使えるようになっててね。

  薬王寺温泉 湯元 醫王(いおう)の湯

  18:04~  薬王寺温泉 湯元 醫王の湯   到着

  キャンプ地の目星を立てたのでお風呂へ、薬王寺の隣には弘法大師・空海も入ったかもしれない
  お遍路さんにもってこいの温泉があったので、ここで汗を流しましょう。

  お遍路さん向けと言っても普通に入れますけどね。

  ~18:45  入湯料  600円

  日和佐駅前のスーパー オオキタ

  ~18:55  スーパーオオキタ  到着

  温泉で近所のスーパーを聞いておいたのが、ここスーパーオオキタさん。

  非常に古いスーパー、お惣菜コーナーはほとんど残っていなかった。
  半額になったチャーハンと巻きずし(サラダ)、通常価格の冷やし中華とお酒、そして明日の飲水を購入。

  この先、お寺で100円玉を大量消費するので100円玉を多く貰えるように支払うのがお遍路のコツ。
  例えば1154円の会計なら、2054円を払えば900円のお釣りだが、2000円で払うと846円になり、
  100円玉1枚少なくなってしまう。

  ~19:12  スーパーオオキタ  食料  1154円


  今夜の野営地 千羽海崖

  

  19:25~  千羽海崖  到着

  夕方に撮影で訪れて地形を把握しておいた、防波堤より一段低いところに袋小路の平らな場所を見つけておいた。
  一番奥のなにかの小屋の前の、コンクリートで平らなここが、今夜テントを張る野営地となる。

  ~19:50  暗くなりながらもバイクのライトを頼りにテントを張り、荷物をおろした。

  

  ~19:55  夕食開始

  夕食はチャーハンに冷やし中華、地元のラジオを聞きながらビールを飲む。

  夜中に流れてきた高知放送の「うみともらじお」のパーソナリティ・う~みさんの声に一目惚れした。


  今日のDR650SEの節子さん、41,902.4km


  3日目 走行距離:101.2km 支出:11,034円

  参拝出来た社寺:1ケ寺     御朱印・賽銭代:420円

  2日目へ  4日目へ
  

inserted by FC2 system